ランテック(RUNTEQ)とポテパンキャンプだとどっちがいんだろう??
プログラミングスクールには似た内容も多いので気になる方も多いはず。ランテックとポテパンキャンプの違いなどを徹底解説し、どちらが自分に合っているかの参考にしていただければと思います!
ランテックとポテパンキャンプを徹底比較
ランテックとポテパンキャンプの両方に言えるのは自走力を大切にする、スパルタ寄りのプログラミングスクールということです。
自走力を鍛えるために両スクールとも「気軽に質問してください」というスタンスではなく、自分で調べることを大切にしています。
その結果として両スクールとも現役エンジニアからの評価が高く、転職成功率が高いのも特徴。現場で大切なのは結局自分で調べて何とかする力だからです。
ランテック | ポテパン | |
---|---|---|
料金(税込) | 437,800円 | 440,000円 |
返金 | × | ※1 |
分割払い | 21,000円~/月 | 13,900円~/月 |
カリキュラム | 約1,000時間 約9カ月 | 約400時間 約5カ月 |
サポート内容 | チャット 1on1面談 イベント多数 ポートフォリオ 卒業後も利用可 | チャット コードレビュー30回 ポートフォリオ |
メンター | 現役エンジニア | 現役エンジニア |
評判 | 卒業生からの評価高い 仲間ができる | 採用側の評価高い 自走力がつく |
一覧にしてみると大きな違いはカリキュラムのボリュームですが、そのほかにも細かい点で違いがあるので以下具体的に解説していきます。
料金で比較

ランテック | ポテパン | |
---|---|---|
料金 | 437,800円 | 440,000円 |
返金 | × | あり |
分割払い | 21,000円~/月 | 13,900円~/月 |
両スクールとも分割払い可能で料金自体は大きく変わらないものの、分割払いではポテパンの方が分割回数が多く、返金制度もポテパンにのみあります。
ポテパンの返金可能な条件はそこそこ厳しく、要約すると「30歳以下かつ完璧にカリキュラムをこなした上で、就職の意思があるにもかかわらず就職できない場合」という感じです。
例えば途中で挫折したり、ポテパンからの紹介企業への応募をしなかったり、内定もらっても就職しない場合は返金対象にはなりません。
ここまで料金面では見るとポテパン有利ですが、ランテックが9カ月のカリキュラムで、ポテパンが5カ月のカリキュラムであることを考えると、学習期間でのコスパはランテックに軍配が上がります。
料金に大きな違いはないため、料金でどちらが良いかを判断すべきではないと思います。
カリキュラムで比較
ランテック | ポテパン | |
---|---|---|
勉強量 | 約1000時間 | 約400時間 |
期間 | 9カ月 | 5カ月 |
勉強時間/週 | 25-30時間 | 20時間 |
延長制度 | 無し | 8.8万円/月 |
見ての通りランテックとポテパンでは勉強量と期間が倍近くの差があります。
さらに言うとランテックの要求勉強時間は週換算だと25-30時間で、働きながらの場合は「平日3時間+土日6時間」で週27時間勉強するようなスケジュール。
それを9カ月やるのではっきり言ってポテパンより確実に過酷です。その分エンジニアになってからの苦労は間違いなく少ないでしょう。
しかもポテパンには延長制度がありますが、ランテックはカリキュラムが終わらなくとも延長はできません。完全にランテックのほうがスパルタです。
もちろんスパルタカリキュラムをクリアすれば、ポテパン卒業時よりも良い待遇の転職を実現できる可能性はあります。
スクールに働きながら通うか否かでも、カリキュラムをこなせるか否かが変わってくると思います。
9カ月のスパルタは耐えられない→ポテパン
9カ月のスパルタで鍛えぬきたい→ランテック
サポート内容で比較

まずはランテックとポテパンのサポートの特徴を解説します。
ランテックのサポート
- 質問されても答えは教えない方針
- 専属のトレーナーが学習ペースや、就職活動をサポート
- 定期的な面談もあり
- 交流会等のイベントも多数あり
- 卒業後もカリキュラムの利用やイベントへの参加可能
- ポートフォリオのサポートあり
ポテパンのサポート
- なるべく自分で調べる方針
- 現役エンジニアからのコードレビュー約30回
- 30歳未満では転職保証制度あり
- 勉強会等のイベントあり
- ポートフォリオのサポートあり
サポートの違い
ランテックの方が進捗管理や生徒同士の交流会が多いなど、カリキュラムが長いだけあってモチベーションを保つためのサポートが充実している印象です。
またポートフォリオのクオリティが非常に高く、このあたりのサポートというかコミュニティとしての文化が特徴的です。
一方ポテパンは課題に対する実践的なコードレビューが多くもらえるのが特徴的。
実際の現場では「動けばいいコード」ではなく「他人が読みやすいコード」や「修正や拡張がしやすいコード」であることが重要なので、非常に実践的なサポートと言えます。
仲間やコミュニティが欲しい人→ランテック
最速で実践力を手に入れたい/最速転職したい人→ポテパン
評判で比較
ランテックの評判
- 他人におすすめしたくなるような高い満足度
- イベントが多く、仲間とともに学べる
- SIerや自社開発企業など、待遇や環境のいい会社に就職できている
- 質問するのがためらわれる
ポテパンの評判
- とにかく自走力が鍛えられる
- その結果採用側の評価が他スクールに比べて明らかに高い
- 「動けばいい」ではなく実践で使えるレベルのレビューをもらえる
- 40万円はらったのに教えてくれない
評判の違い
特徴的なのはランテックは卒業生が「ランテック良かった!」と言及しているのに対し、ポテパンは採用側が「ポテパン卒生はいい」と言及していることが多い点です。
この評判の違いはカリキュラムやサポート内容がかなり反映されているように思えます。
イベントやコミュニティが活発→ランテック楽しい→卒業生「ランテック楽しくておすすめ」
現役エンジニアのコードレビュー30回→採用側「ポテパンは実戦的な人多くていい」
どちらが良い悪いということではなく、9カ月のカリキュラムを乗り越えるのには楽しさがないと無理ですし、一緒に乗り越えた生徒同士は絆も生まれるでしょう。
一方で5カ月でエンジニアデビューを目指すポテパンでは、とにかく実戦的なカリキュラムが大切ということです。
そしてランテックとポテパンで共通して言えるのは「質問したらすぐ答えを教えてくれる環境ではない」という点です。
カリキュラムとサポートの違いがそのまま反映されているような評判で、いい悪いはない。
結論:ランテックとポテパンの違い

待遇を度外視すれば「エンジニアに転職する」というコスパに関しては間違いなくポテパンに軍配が上がります。
一方で30代以上の方や、どうせ勉強するならスパルタでしっかり力をつけたいという人はカリキュラムボリュームのあるランテックが良いでしょう。
ランテックがおすすめな人
- 9カ月のスパルタカリキュラムに耐える覚悟がある
- しっかり勉強して良い待遇でエンジニア転職したい
- エンジニアの仲間やコミュニティが欲しい
- 部活のように仲間と本気でプログラミングを学びたい
ランテックに関しては週25-30時間のスパルタカリキュラムをこなせるかどうかが鬼門です。ランテックのために離職するのであれば、9カ月もの期間の生活費をどうするかも注意が必要。
一方でランテックのカリキュラムをこなせるなら、スキルはもちろんのことエンジニア仲間やコミュニティにも出会えるので、長い目で見ると様々なメリットがあります。
ポテパンがおすすめな人
- 効率よくエンジニア転職したい
- 実戦的なプログラミングスキルを学びたい
- 早く今の仕事辞めたい
- 20代かつ転職保証制度が欲しい人
「実戦的スキル習得×時間的コスパ」を考えたら、ランテック以外と比較してもポテパンは最高レベルです。
一方で転職保証は20代限定なのでその点は注意が必要ですが、そもそもポテパン卒生は企業からの評価が高いので、保証なしでも良いならポテパンの選択肢は十分有りです。
・早く時間効率よくエンジニア転職したい→ポテパン
・仲間とじっくり学び、良い待遇でエンジニア転職したい→ランテック