プログラミング初心者にも学びやすく、AIでも注目を浴びているPython。
Pyhtonを教えるプログラミングスクールは多いですが、なぜ同じPythonを学ぶのにスクールによって価格に差があるのでしょうか?
実は価格を左右する一番のポイントはサポートの充実具合で、次に講師のレベルとサポート期間。
よってなるべく安いスクールやコースを選びたい場合は、自分にとって必要最低限のサポートにすることが重要となります。
Pythonを学べる安いプログラミングスクール8選
料金 | 期間 | 補足 | |
---|---|---|---|
キカガク | 0円~ | コースによる | 給付金利用可 |
AIジョブカレ | 27,500円~ | コースによる | |
AI Academy | 35,000~ 328,800円 | 1~6カ月 | |
デイトラ | 89,800円 | 3カ月 | |
侍エンジニア | 165,000~ 1,694,000円 | 1~12カ月 | |
DMM | 169,000~ 334,800円 | 1~4カ月 | |
テックアカデミー | 174,900~ 339,900円 | 1~4カ月 | 給付金利用可 |
テックキャンプ | 217,800円 +月21,780円 | 1カ月~ |
上から安い順にスクールを並べていますが、基本的には安ければ安いほどサポートが減ります。
- 就職サポート
- 月〇回の面談サポート
- ポートフォリオ作成サポート
- チャットサポート
- サポート期間
なので一番安くPythonを学べるプログラミングスクールは「教材閲覧」のみのコースがある「キカガク」ということになります。
逆に高額なテックキャンプは「チャットサポート/面談サポート/カリキュラム変更可」とサポートが非常に充実しています。
また単純に総額だけでなく、分割することで短期的な負担額を減らせることも見逃せません。
さらに給付金が使えると最大で受講料の70%が給付されるので、利用できるかは必ず確認しておきましょう。基本的には「雇用保険の被保険者期間が2年以上」あれば給付を受けられる可能性があります。
特にAI分野は厚生労働省から学習を推奨されており、Python単体では給付金対象になりませんが、AIコースとしてPythonを学習する分には給付金利用ができたりします。

自分にはどんなサポートが必要か?
その上で一番安いスクールはどこか?
この順番で考えることが重要です!
1.キカガク

料金:0円~
「Python&機械学習入門」という講座が無料で閲覧でき、Pythonの基礎を学ぶことができます。
キカガクのオリジナルの動画教材がわかりやすいと評判で、初心者はもちろん現役エンジニアからの評価も非常に高いのが特徴。
長期PROコース(792,000円)は給付金を使うと実質237,600円で学べて、様々あるキカガクの動画教材が無期限で見放題になる特典付き。
AI関連のエンジニアとして転職を目指すなら、就職サポートもついている長期PROコースがおすすめです。
Pyhtonを学ぶならまずはキカガクに無料登録してみて「Python&機械学習入門」を見てみると良いでしょう。その上でAIを勉強したいなら長期PROコースを検討してみるのもいいと思います。
2.AIジョブカレ

料金:27,500円~
「Python+数学超入門講座(27,500円)」「Python+数学講座(43,824円)」「統計+Python講座(70,400円)」とAIでの利用を前提に、入門講座が多数あります。
サポートも動画を見るだけのプランやマンツーマン指導のプランを選択でき、必要な分野をピンポイントで学べるのは嬉しい点です。
AIのために安くPythonを学ぶならAIジョブカレは非常におすすめ。特に数学とセットになっているのが、非常に実用的です。
一方Pythonのみを学ぶプランが無いため、AI利用の予定がない方には合わないかもしれません。
3.AI Academy

料金:35,000~107,800円
AI AcademyのPythonプログラミング入門コースは「動画+チャットサポートだけなら35,500円」という安さで、「マンツーマンサポートが必要なら107,800円」と安く済ませることが可能です。
マンツーマンサポートに関しては1カ月(2時間×4回)となるので、ある程度まとまった時間を確保する必要がありますが、1か月サポートで20万近いスクールもあるので安いと言えます。
自動化ツールの開発が身に付くので、レポートや情報収集等やりたいことが合致しているならおすすめです。
4.デイトラ

料金:89,800円
Pythonの基礎から、簡単な分析やフォームの作成まで網羅的に学ぶことが可能。
サポートはチャットでの質問回答のみで対面のレッスンはありませんが、その分安く済ませることができます。
分析やリサーチがカリキュラムにあるのでマーケターやリサーチャーの方にもおすすめできますが、未経験からエンジニアとして転職したいのであればもっと深くまで学ぶ必要があります。
転職を目指す方は+39,800円で転職支援コースを受講することもできますが、さすがにスキル不足感が否めないので、転職を目指す場合はキカガクの長期PROコースを給付金をもらって受講するのが現実的です。

サクッと分析やデータ取得を学びたいならデイトラが安くておすすめです!
5.テックアカデミー

料金:174,900~339,900円
サポート期間4/8/12/16週プランで料金が変わり、勉強内容自体は変わらないので単純に4週間で終えたほうが安く済む計算になります。
カリキュラムとして160時間ほどの学習時間が必要なので、働きながらだと8週間以上のプランが現実的。
また「Pythonコース」「データサイエンスコース」「AIコース」でPythonを学べ、目的に応じてコースを選べるのもポイント。
さらにテックアカデミーでは「データサイエンスコース」「AIコース」において給付金利用が可能で、「Python+出たサイエンスセット」or「Python+AIセット」でも給付金利用可能。
例えば「Pythonコース12週プラン」だと約28万円しますが、「Python+AIコース24週プラン」で給付金を使えば約15万円程度と半額近く安く済みます。

給付金が利用できる方は
圧倒的にお得なテックアカデミーがおすすめです!
6.侍エンジニア

料金:165,000~1,694,000円
侍エンジニアの教養コースでは、学びたい言語を選べます。4/12/24週プランで値段が変わり、週1回60分の現役エンジニアによるレッスンがあります。
もっと学びたい料金は高くなるものの場合はAIコースで12/24/36/48週プランで、長期的に学ぶことも可能。
現役エンジニアから技術サポートを受けられるのはもちろん、今の業界の実情や、最新のAI利用などについて現場の情報を聞けるのも嬉しい点です。
またカリキュラムは専属のエンジニアと相談して決めるため、自分の目標や勉強ペースに合わせてカリキュラムを組めるのも侍エンジニアならでは。
何のためにPythonを学びたいかを伝えれば、最適なカリキュラムを組んでもらうことができます。
一方転職サポート等はありません。
7.DMM WEBCAMP

料金:169,800~334,800円
サポート期間4/8/12/16週プランで料金が変わり、勉強内容は変わらないので単純に4週間で終えたほうが安く済む計算になります。
ただ合計約160時間の学習が必要となり、4週プランだと毎日5時間になるので働きながらだと8週間プラン以上が妥当となります。
また料金は変わりませんが「Pythonコース」「データサイエンスコース」「AIコース」でPythonを学べ、目的に応じてコースを選べるのもポイント。
1回25分のメンタリングが週2回あり、そのほかに就職サポートや、副業で稼ぎたい人向けの副業サポートなどもあるので、サポート体制もしっかりしています。
8.テックキャンプ

料金:217,800円 + 月21,780円
テックキャンプのプログラミング教養コースでDXプログラミングやAI入門を受講すれば、Pythonを学ぶことが可能です。
DXプログラミングではエクセルの自動化や、webサイトからの情報の自動取得が学べ、AIコースではデータ解析や機械学習を学べます。
質問はチャットはもちろん、ビデオ通話でも質問することが可能で、サポートは充実しています。
また入会金は約22万円と高いものの、月額はそこまで高くないのでDXを学んだ後、今度はAIコースを学ぶなど、コスパ良く学ぶことも可能です。

逆に複数カリキュラムを横断的に学ばないとコスパ悪いです。
Pythonを学ぶメリット
Pythonはプログラミング初心者でも学びやすい言語であり、Web開発、データ分析、機械学習、自然言語処理、ロボット開発など、多岐に渡る分野で利用されています。
具体的には、以下のようなメリットがあります。
- 初心者でも学びやすい
- 多彩なライブラリが豊富にある
- 大規模なプログラムでも扱いやすい
- 機械学習やデータ分析に適している
- 高い人気があるため、コミュニティが活発で情報が豊富にある
これらのメリットにより、Pythonは初めてプログラミングを触る人や、非エンジニアであるマーケター/リサーチャーなどの方にもおすすめの言語となっています。