【安く学べる】オンラインのプログラミングスクールのおすすめ５選

オンラインのプログラミングスクールの料金は大体以下の3つに分かれており、初心者がエンジニアを目指す場合の相場は30万円～となります。

■50万円以上のスクール
→初心者でエンジニア転職した人向け
→基礎を網羅的に学ぶためカリキュラムが多い
→挫折しないように強力なサポート
→転職できるように強力なサポート

■30-50万円のスクール
→初心者でエンジニア転職した人向け
→基礎を網羅的に学ぶためカリキュラムが多い
→料金を安くするためサポートは全体的に弱め

■30万円以下のスクール
→特定のスキルを習得し副業で稼ぐ、もしくはスキルアップする人向け
→転職サポートなどはなく、コスパ良く特定の技術に特化して学べる

その上で初心者がエンジニアを目指す場合、なるべく安いスクールを選ぶとしたら以下２点が重要です。

ここでは給付金利用できるスクール、サポートが少なく安いスクール、特定のスキルを学べる安いスクールを紹介します。

給付金利用可能な4つのオンラインプログラミングスクール

	料金	実質負担	期間
テックキャンプ	657,800～ 877,800円	197,340～ 317,800円	約600時間 約3～6カ月
DMM WEBCAMP	690,800～ 910,800円	350,800円	約600時間 約3～6カ月
キカガク	792,000円	237,600円	６カ月
DIVE INTO CODE	647,800円	197,800円	約750時間 約4or10カ月

上記の４スクールは給付金利用可能かつ、初心者がエンジニア転職を目指す際におすすめのオンラインのプログラミングスクールです。

給付金はスクールからではなく、ハローワークから給付される制度で、条件は以下です。

• 雇用保険の被保険者期間が2年以上
• 離職している場合、雇用保険からの離脱が１年以内
• 過去給付金利用した場合は、被保険者期間が3年以上

正社員、派遣社員、契約社員、アルバイト（フルタイム）であれば、大抵の場合は雇用保険に加入しており、給与明細などに「雇用保険」「労働保険」の名目で天引きされていれば被保険者ということになります。

詳細はハローワークのサイト等で確認する必要がありますが、給付金利用可能な人はかなり多いはずなので、なるべく安く済ませたい人は必ず利用すべき。

40～50万円の給付を受けられるので、まずは自分が給付対象となるかを確認しましょう。

1.テックキャンプ

料金：657,800～877,800円

給付金利用で実質：197,340～317,800円

給付金利用可能で、40歳未満で転職保証制度を利用できる大手プログラミングスクール。

30歳未満でしか転職保証を使えないスクールがほとんどなので、30代で転職保証制度を利用したい人はこの時点でテックキャンプ一択となります。

600時間のカリキュラムを2.5カ月で終えるか、半年で終えるかを選択可能で、離職して2.5カ月のド短期でこなすことができるのも特徴的です。

2.DMM WEBCAMP

料金：690,800～910,800円

給付金利用で実質：350,800円

給付金が利用できるコースと、転職保証制度を利用できるコースが別なので、給付金と転職保証の併用はできません。

給付金が利用できるのは「専門技術コース（910,800円）」で平日日中も学ぶため、働きながら受講できないのがネック。

モチベーションを保つために毎日仲間と進捗報告会をするなど、モチベーションのサポートが強力なのが特徴的。

3.キカガク

料金：792,000円

給付金利用で実質：237,600円

給付金利用が可能で、AIの学習に特化しているプログラミングスクール。

今伸びているAI分野に非常に強いスクールで、初心者向け講座はもちろん現役エンジニア向けの講座も非常に評価が高く、AI分野では有名なスクール。

AIに興味がない方はスルーでいいですが、AIに興味があるなら一度はしっかりと説明会などで詳細を聞いてみたほうがいいと思います。

4.DIVE INTO CODE

料金：647,800円

給付金利用で実質：197,800円

給付金利用可能なスクールの中では、勉強時間750時間とスパルタ寄りのスクール。

ただネックとして平日の昼間も勉強するタイプのスクールなので、離職して短期間で学ぶ必要があります。

一方ですでに離職しているor離職するつもりだった人にとっては、短期で給付金利用しながらしっかり勉強ができるスクールなのでおすすめ。

サポートを削った安いオンラインプログラミングスクール

	料金	期間	補足
レイズテック	348,000～ 448,000円	約300時間 約4カ月	学割あり
ランテック	440,000円	約1000時間 約9カ月
ポテパン	440,000円	約400時間 約5カ月	転職保証あり
フィヨルドブートキャンプ	29,800円/月 計：357,600円	約1000時間 約12カ月	契約期間の 縛り無し

上記は初心者がエンジニアを目指すのに最適かつ、給付金なしで安いスクールです。

見て分かる通り単純に安く済ませるなら給付金を使って、高額スクールに通ったほうが結果的に安く済みます。

ただ給付金利用せず、安くエンジニア転職したいなら上記3スクールがおすすめ。

さらにメリットとして、70～80万円級の高額塾はサポートが手厚いものの、上記3スクールはサポートが薄い分「自分で調べて何とかする力」が身に付くので、実は採用企業からの評価は高いです。

高額塾で給付金を利用したほうが安いのは事実ですが、あえて給付金利用せず強いエンジニアになるためにこの価格帯のスクールに通う人も結構多いです。

1.レイズテック

料金：348,000～448,000円

AWS（インフラ系）かJava（開発系）でコースを選ぶことができ、4カ月のカリキュラム後も半永久的にサポートが受けられる珍しいプログラミングスクールです。

実践的なことを学ぶので難易度は高いですが、その分即戦力に近いスキルが身に付きます。

またAWSのカリキュラム終了後に+79,800円払えばJavaコースも受けられる（その逆も可）なので、転職後にも学び続けたい人にも最適。

2.ランテック

料金：437,800円

勉強時間1000時間と言わずと知れたスパルタスクール。エンジニアのスキルや考え方がトップクラスに身に付くスクールで、採用企業からの評判が良いのが特徴。

「質問されても答えは教えない方針」で、とにかく自分で調べて何とかする力が身に付きます。

９カ月のカリキュラムで約44万円と考えると、月当たりの金額はかなり安い部類に入ります。

3.ポテパンキャンプ

料金：440,000円

転職保証制度があるスパルタ系のプログラミングスクール。「自走力」を身に付けることを標榜しており、質問すればすぐ答えを教えてくれる優しいスクールではありません。

結果的に「自分で調べて何とかする力」が身に付くので、ポテパンも採用企業からの評判が高く、ランテックと比較されることが多いです。

また現役エンジニアによるコードレビューを多く受けられ、実戦的なコードを書けるようになります。

4.フィヨルドブートキャンプ

月額：29,800円

合計：357,600円（12カ月想定）

カリキュラム卒業までの勉強時間は約1000時間と、かなりスパルタ寄りの月額制スクール。

大体１２カ月でカリキュラムを終えられる想定らしいので「29,800円×12カ月＝357,600円」が一つの目安となります。

「プログラミングが楽しくなければ無理にやる必要はない」というスタンスで、講師陣がプログラミングを愛しているのが特徴的。

講師は技術本を出版するレベルのトップレベルのエンジニアで、本気でプログラミングをしたいならおすすめのスクール。

特定のスキルを学べる安いオンラインプログラミングスクール

	料金	期間	補足
デイトラ	39,800～ 99,800円	コースによる
テックアカデミー	53,900～ 339,900円	コースによる
DMM WEBCAMP	169,800～ 334,800円	コースによる
ウズウズカレッジ	33,000～ 44,000円/月	コースによる	月額制
侍テラコヤ	4,480～ 9,980円/月	コースによる	月額制

初心者からエンジニア転職を目指すのには適さないですが、特定のスキルを学ぶだけなら安いスクール（コース）は結構あります。

特定のスキルを学ぶ目的は以下の通り。

• 副業やフリーランスで稼ぎたい
• エンジニア経験者が他の言語や技術も学んでスキルアップしたい/転職したい
• エンジニアの基礎は学習済みで、○○に特化して学びたくなった

一方で初心者がエンジニアを目指す場合は、安いからと言って特定の分野をいきなり特化して学ぶのはあまりおすすめしません。理由は以下。

• 就職サポートがない
• 就職に必要なポートフォリオがない
• 「○○に固執して他勉強しなさそう」という印象を与える

初心者こそ様々な基礎を理解しておくべきで、どうしても安く済ませたいなら「基礎を独学+以下の安いスクール」という学び方にしましょう。

1.デイトラ

料金：39,800～99,800円

最安値のプログラミングスクールで、その分サポートも最小限（質問にチャットで返答のみ）。

全15コースと細かく分かれており、副業やフリーランスで稼ぐために必要なスキルを学ぶことができます。

案件の獲得の仕方なども講座内でレクチャーがあるため、副業で稼ぎたい人にとっては非常にコスパの良いプログラミングスクールと言えます。

2.テックアカデミー

料金：53,900～339,900円

全22コースと細かく分かれており、実際の案件を講師と一緒に取り組めるのが特徴的なスクール。

スキルはあっても、実際の案件に応募したり取り組む際に1歩勇気が出ないという人が多いので、一緒に案件に取り組めるのは非常に心強いです。

同じ勉強内容でも4週で終わらせるか、16週で終わらせるかで料金が変わるので、なるべくコスパ良く学びたいなら集中的に勉強して短期間で終わらせる必要があります。

3.DMM WEBCAMP

料金：169,800～334,800円

全13コースに分かれており、こちらもサポート期間4週間なら169,800円で16週間なら334,800円と料金が変わります。

副業や転職に特化しているわけではなく、単純にスキルアップしたい人向けで、無駄を省いているのが特徴。

すでに多少知識がある人向けの講座も多いですが「はじめてのプログラミング」という初心者向け講座も一部あります。

4.ウズウズカレッジ

月額：33,000～44,000円

CCNA/LinuCは月額33,000円で、Javaコースは月額44,000円となっており、それぞれ資格取得を目指すコースになっています。

週1回の個別指導があり、勉強したい内容がこの3つのコースの中にあるなら非常コスパが高くおすすめ。

ただエンジニア転職を目指すなら、もう少し網羅的に学べるスクールをおすすめします。

5.侍テラコヤ

月額：4,480～9,980円

最安級の月額制プログラミングスクールで、レッスンの回数（月1回/2回/4回）によって料金が異なります。

学びたい言語や技術を選べるのが特徴的で、Ruby/PHP/Python/SQL等自分が勉強したい分野に合わせて講師を用意してくれます。

学びたい言語が決まっており、簡単なサポートを受けたい人におすすめです。